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2007.07/27 Fri
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新潟県中越沖地震〜柏崎市の蔵元の現状


[新潟県 阿部酒造 石塚酒造 林酒造場 原酒造 杉の露 姫の井 越乃男山 越の誉 ]



新潟県中越沖地震のことに関しましては当ブログにおいても積極的に情報を配信しています。
メディアにはとりわけ被害の大きかった原酒造さんが大きく取り上げられていましたが、柏崎市近郊の朝日酒造(長岡市)など、他の多くの酒造、または酒販店においても大なり小なり被害がありました。
とりわけ犠牲になって亡くなられた方にはご冥福をお祈りしますが、人命をとりとめることができた方も多かったのも事実で、本当に不幸中の幸いでした。


【新潟県酒造組合】

新潟県は日本でも有数の米どころでもあり、同時に日本酒の蔵元も実に多いです。
その多くの蔵元は新潟県酒造組合のHPで確認することができます。

中越沖地震に関して声明がでていましたのでご紹介します。

・・・(引用)

「新潟県中越沖地震」について この度7/16発生の「中越沖地震」で全国の皆様方にご心配いただき衷心より御礼申し上げ、心より感謝いたしております。
最大震度6強を記録した「中越沖地震」で、大きな揺れで柏崎沿岸の日本海側に多くの被害が出ました。

この地震によって、被災蔵元の災害状況などのお問い合わせをいただいておりますが、震災に遭ったお蔵は、現在余震の続く中復旧に向けて頑張っておりますので、どうぞご安心下さいませ。

柏崎市のライフラインについては、電気は復旧済み、水道は7/25、ガスは8/15を目標に復旧作業に当たるとのことです。

皆様からご心配いただいた暖かいお言葉も励みになります。

再度の震災にも負けず、こればねにこれからも頑張って皆様においしいお酒を提供していく所存でございますので、「新潟の酒」を引き続きご愛顧いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

新潟県酒造組合


まだライフラインの全面復旧とはいかないようですが懸命に頑張っておられるようで安心しました。


【名古屋空港で新潟県産・酒フェア】


中日新聞にこんな記事がありました。

・・・(抜粋)


 二十日付本紙夕刊「特報」で被災地の蔵元の被害が報じられ、新潟県酒造組合関係者の「復興を願うのなら地元の酒を買ってほしい」との発言に同社社員が共感。同空港が新潟路線をもっていることもあって、会社として販売経費を負担し、売上金すべてを被災地に送ることにした。



「同社」とは名古屋空港ビルディング株式会社。
募金箱も設置し復興のために一躍買うことになったそうで、感銘をうけました。

が、

再度中日新聞より。

・・・(抜粋)

 「がんばれ新潟」と書かれた看板とともに並ぶ酒は、「上善如水」(七百二十ミリリットル、千三百十七円)「峰の白梅」(同、千二百八円)など新潟の地酒十種類。

・・・

はぁ?!

なんじゃこの報道は!
柏崎の蔵元は何所へいった?!

そんな有名蔵元の銘柄はどうでもいい。なんで報道ってこんなんなんでしょう。
ニュースも金で買えるんじゃないの?までは言い過ぎですが(白瀧酒造や福井酒造が関係したとは言い切れないですから)こういう時こそ当てるスポットの方向考えろよ!

ということで。以下へ続きます。

【柏崎市の蔵元】

柏崎市には4つの蔵元があります。

◎林酒造場(新潟県柏崎市大字与板1242-1)

杉の露

4蔵元のうち唯一HPをお持ちでないため情報があまりありません。
創業は明治43年(1910)だそうです。

石塚酒造(新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2)

姫の井

HPの更新は普段からあまりないようで、被害についても詳細はありません。
無事、営業が再開されますようお祈り申し上げます。

また、普段はサイトより直接お酒を注文することもできます。

阿部酒造(新潟県柏崎市大字安田3560)

越乃男山


(HPより抜粋)
・・・中越沖地震に際しまして、皆様より暖かい励まし、ご支援など頂
き誠にありがとうございます。蔵、製品等に若干ん非害がございま
したが家族、社員一同幸いにも無事でございました。
今後は復興に向け全力をつくしてまいりますので、皆様のご支援
の程今後とも宜しくお願いいたします。

小売部は現在営業いたしております。 ・・・

上記のように無事を確認することができました!
越乃男山の製造元で、蔵元へ直接問い合わせて注文することもできるようです。

原酒造(新潟県柏崎市新橋5番12)

越の誉

おそらくですが、報道の中では一番被害の大きかった蔵元です。
HPでは復旧の状況が報告されています。

(HPより抜粋)
・・・若き日の曽祖父(4代目)原吉郎は、「酒は世の中の役に立たないのではないか。お酒によって自分の生計を立てていくのは罪なことではないか」と悩み抜いた結果、次のような結論に達したと聞いております。

日本人は、太古の昔から嬉しい時、悲しい時、苦しい時等、その都度酒を飲み、あるときは互いに喜び合い、又あるときは苦しみを和らげてきました。
酒は日本人にとって必要不可欠なものであるとの考えに至り、それならば心の限りよい酒を造り、飲んでいただける方のお役に立ちたいと決心しました。

私どもはこの考えのもと、品質第一を目標に、酒造りに邁進して参りました。
水道などの使用が回復すれば、なるべく早く「越の誉」をお客様にお届けするのが私どもの使命と考えております。
今しばらく厳しい戦いが続くとは思いますが、私どもは決して負けません。
今後とも宜しくご支援のほどお願い申し上げます。
 
社長 原 吉隆

創業は文化1年(1814)、現当主の原吉隆社長は7代目・・・歴史を感じます。
確かにお酒は嗜好品ですから、それを摂取しないからと言って人間が生きていけないということはありません。
ですが、人間の歴史とともに酒は発明され文化として人類の繁栄とともにありました。

私は10年来、飲食業を生業としてきましたが(現在は欝病ニートですが)酒であり、食でり、ともに欠かすことのできない文化という人の財産なのだという認識を持っています。

ですから。
心の限りよい酒を造って頂いて、私はそのお酒を、文化を大事に飲んでいただく商売をしているということを自覚させてくれる恩師にも、大事な方にも巡り合い自覚することができたことと共に飲んでいただく方々にも大きな感動を味わって頂きたいと思うのです。

原酒造さんは随時写真なども含めて現状をご報告していますのでチェックして頂けると嬉しいです。


現在、日本酒の需要は比較的落ち着いており、酒税も低いので今はごく一部の銘柄を除けば手にして幾らでも好みのものが見つかると思います。

これを機会にまた新潟県の地酒が見直され、さらなる発展を遂げますよう、今後も余震が続くであろう被災者の方々へお見舞い申し上げます。


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